喫煙 禿げる

喫煙すると禿げやすいというけど本当?

タバコを吸うと禿げやすいとよく耳にしますが本当なのか気にしている方も多いと思います。タバコは百害あって一利なしというように、体はもちろんのこと、頭皮や髪にも影響します。喫煙が抜け毛や薄毛を招く理由には3つあるので、一つずつ見て行きましょう。

 

1)血流悪化、酸素不足

 

タバコに含まれるニコチンの影響を受けて血管が収縮するので、血液の流れが悪くなり、末端にある頭皮には髪に必要な栄養が十分に運ばれなくなります。すると、髪はやせ細り、やがて抜け落ちてしまいます。

 

また、喫煙は一酸化炭素を発生させるために頭皮に必要な酸素の不足を招き、頭皮のターンオーバーがスムーズに行われなくなります。
するとヘアサイクルが乱れ、髪が生えにくい環境となります。喫煙は発毛のペースを鈍化させるのに抜け毛を助長するので、どんどん薄毛を加速化させてしまいます。

 

2)男性ホルモンの増加

喫煙すると男性ホルモンの分泌量が増加します。男性ホルモンが増えることで、結果的に典型的な男性型脱毛症であるAGAにつながる可能性が高くなります。

 

というのも、男性ホルモンのテストステロンが5α-リダクターゼという酵素と結びつくことで、抜け毛の原因であるジヒドロテストステロンを生成します。男性ホルモンが多くなれば、それだけ抜け毛を増長することになります。実際に、タバコを吸う人は吸わない人よりもテストステロンが9%、ジヒドロテストステロンは13%も高い値を示したというアメリカの研究機関の研究結果も出ています。

 

女性には男性ホルモンが原因の抜け毛は無縁のように思われがちですが、そうではありません。女性でも男性ホルモンが原因のFAGAと呼ばれる脱毛症に悩まされる恐れもあるので注意が必要です。

 

3)メチオニンやビタミンを大量消費

 

髪を構成するタンパク質の成分としてケラチンと呼ばれるものがあります。ケラチンは18種類のアミノ酸でできていますが、喫煙するとアミノ酸のうちの1つメチオニンを大量に消費してしまいます。

 

すると栄養が不足して、髪が細くなって抜け落ちたり、なかなか生えてこない状態を作ります。また、喫煙によりビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEも大量消費します。ビタミンB群は頭皮環境を正常に保つ効果、ビタミンCは髪を太くするコラーゲンの生成をサポートする効果、ビタミンEは血流を促進する効果があります。

 

ですが、不足することで頭皮環境が悪化し、血流も悪くなり、髪の生成機能も衰えるので、抜け毛や薄毛の原因となります。

 

まとめ

喫煙することでの髪への影響はとても大きいと言えます。ですから、禁煙することが一番の抜け毛対策と言えます。禁煙が抜け毛に効果があることが理解できても急に禁煙するとかえってストレスが溜まり、抜け毛が増える方もいます。

 

急な禁煙が無理でも、タバコを吸う代わりにガムを噛んだり、お茶を飲むなどして少しずつでもタバコの数を減らすように心がけましょう。その努力が、抜け毛の減少や髪質改善につながるはずです。